受験界隈で頻繁に議論される「早慶上智とICUはどちらが難しいのか」という問いに対し、偏差値の数値のみで一律に比較することは適切ではありません。試験科目と出題アプローチの思想が根本から異なるためです。
早稲田大学や慶應義塾大学の一般選抜が特定教科の高度な専門知識や論述力を求めるのに対し、ICUは学問領域を横断した「論理的思考力・情報処理能力」を測定します。上智大学との比較では、国際性や語学重視という共通項を持ちながらも、ICUの方が全寮制的なコミュニティ色とリベラルアーツへの特化度合いがより鮮明です。
私立大学の難関グループ「早慶上理」と比較しても、学術的な要求水準においてICUが劣る点は一切ありません。むしろ、全授業の約3割が英語で開講され、教員1人あたりの学生数が約18人という少人数対話型教育の密度は、メガユニバーシティである早慶にはない明確な強みです。