過酷な難病を乗り越えた経験は、彼女のその後の人生観とキャリア形成に決定的な影響を与えました。病気を克服した高校1年生の時、友達に誘われて行った遊助(上地雄輔)さんのライブ会場でスカウトされたことが芸能界入りのきっかけとなりました。
芸能界入りを決断した背景には、病魔と闘い抜いたことで芽生えた独特の人生観がありました。
「一度命の重さや、体が動かなくなる恐怖を経験したからこそ、これからの人生で挑戦することに怖いものなんて何もない」「やりたいと思ったことはすべて悔いなくやり切りたい」という強い覚悟が、彼女を突き動かしたのです。
この強靭なメンタリティは、デビュー後のオーディション現場で遺憾なく発揮されました。2013年のドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビューを果たすと、数々の難関オーディションを次々と勝ち抜き、関係者から「オーディションの女王」と称されるようになります。そして2016年、2,261人が参加したNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロインオーディションで見事に主演の座を射止め、国民的女優へと飛躍を遂げました。