オーガニックや発酵食品への徹底した傾倒が報じられるにつれ、ネット上の一部では「夫に極端なヴィーガン生活を強要しているのではないか」「外食を一切許さないストイックすぎる家庭なのでは」といった憶測が飛び交った時期もありました。健康に対する意識が高すぎるあまり、周囲を巻き込む排他的な食生活を送っているのではないかという懸念です。
しかし、これは完全な誤解です。実際の彼女のスタンスは、極めて柔軟で大らかです。インタビューでも「絶対にこれを食べなければいけないというルールは作らない」「外食するときはジャンクなものやお酒も仲間と一緒に思い切り楽しむ」と語っており、日常のベースを整えているからこそ、非日常の食事も罪悪感なく楽しめるというスタンスを崩していません。
肉や魚を無理に排除するのではなく、秋であれば旬の秋刀魚や鮭、地鶏などを発酵調味料で漬け込んで滋味深くいただく。身体の声を聞きながら、心地よいバランスを保つことこそが彼女の真骨頂です。決してパートナーを束縛するような教条主義的な健康法ではない点が、ふたりの食卓が笑顔に満ちている最大の理由です。