Q1:壊されたギターはその後どうなるのですか?ゴミとして捨てられるのでしょうか?
A1:多くの場合、ゴミとして廃棄されることはありません。ツアー専属のローディーやリペアマンによって回収され、使えるパーツを組み合わせて再利用されたり、後日オークションやチャリティに出品されたりします。伝説的アーティストの破片は世界的な博物館に収蔵されるか、高値で取引されるコレクターズアイテムとなっています。
Q2:破壊専用のギターや、安物ギターへのすり替えは実際に行われているのですか?
A2:はい、過去多くの現場で実際に行われてきました。カート・コバーンをはじめとする著名ミュージシャンも、メインで使用する高価な機材を守るため、ライブ終盤に数万円程度の中古ギターやジャンク品に持ち替えて破壊する手法を多用していました。
Q3:なぜ海外では伝説として称賛され、現代の日本では炎上しやすいのですか?
A3:欧米におけるロックの歴史には「前衛芸術(破壊アート)」や「資本主義・権力へのプロテスト」という思想的文脈が土台にあります。一方、日本には古来より「付喪神(つくもがみ)」に代表されるように道具や物に魂が宿るという文化観(アニミズム)が根付いており、さらに現代のサステナビリティ意識が重なったことで、物を壊す行為そのものに対する生理的嫌悪感が強く出やすいためです。