保育園へ復帰する際、保護者を最も悩ませる手続きの一つが「登園許可証」の提出をめぐるルールです。実は、保育施設に提出する書類には「医師が記入する意見書」と「保護者が記入する登園届」の2種類が存在します。
日本小児科学会および厚生労働省のガイドライン改定に伴い、現在全国の自治体では小児科医の過重な書類負担や医療機関での二次感染を防ぐ観点から、RSウイルスについては「保護者が記入する登園届」で可とする運用が主流になっています。
しかし、認可保育園や小規模保育所、私立幼稚園のなかには、園独自の感染症予防管理マニュアルに基づき「医師の治癒証明書(登園許可証)がなければ登園を認めない」と定めている施設が依然として存在します。
SNSや保護者コミュニティの検証データでも、「小児科に行ったら『RSウイルスは意見書対象外だから保護者で書いて』と言われたが、園からは『医師のサインがないと預かれない』と突き返された」という板挟みのトラブルが頻発しています。医療機関によっては文書作成料として1,000円〜3,000円前後の自費負担が発生するケースもあるため、診断が下りた当日のうちに保育園へ「復職時に必要な書類は医師の意見書か、保護者の登園届か」を電話で確認しておくことが決定的なトラブル回避策となります。