ネット上で最も多く検索されている「電気や電波が一切ない」という噂ですが、結論から言えば客室および共用スペースの大半において事実です。青荷温泉の館内にはテレビがなく、各携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の電波は谷底に入った瞬間に圏外となります。Wi-Fi設備も宿泊者向けには開放されていません。
客室には一般的な家庭用コンセントが存在せず、夜間は1部屋につき1〜2個配られる石油ランプの淡い灯りだけで過ごすことになります。そのため、スマートフォンのカメラ機能を使いたい場合や電子書籍を読みたい場合は、大容量モバイルバッテリーの持参が必須となります。なお、館内での電力は厨房設備や宿の運営維持に必要な最低限の自家発電に限定されています。
女性客を中心に懸念される「ドライヤーの持ち込み」についても厳格なルールが存在します。客室で高出力の電化製品を使用すると発電設備に過大な負荷がかかるため、持参したマイドライヤーを部屋で使うことは一切できません。現在、一部の浴場脱衣所に宿が用意した専用ドライヤーが設置されているのみとなっており、濡れた髪で冷えやすい冬季は速乾タオルの持参や早めの入浴といった工夫が求められます。