彼女の現在の活躍を支えているのは、付け焼き刃ではない圧倒的な学術的・官僚的バックボーンです。名門・桜蔭中学校・高等学校を経て東京大学法学部を卒業後、1997年に厚生省(現・厚生労働省)へ入省しました。
官僚時代には国費留学生として米国のハーバード大学大学院(ハーバード公衆衛生大学院)へ進学し、理学修士号を取得しています。帰国後は新型インフルエンザ対策や高齢者医療制度の改革など、国の根幹に関わる医療・福祉政策の最前線で法案作成や国際交渉を担当しました。
官僚組織と国際機関で培われた公衆衛生の専門知、そして法制局との折衝で鍛え抜かれた論理的思考力こそが、現在のコメンテーター活動における最大の武器です。単なる感情論や政権批判に終始するコメンテーターが多い中、制度設計の現実と限界を具体的に語れる存在として、メディア内でのポジショニングを確立しました。