「低脂質で高タンパクだから毎日食べても太らない」と過信してしまうと、思わぬ体重増加につながるリスクがあります。なぜ、ヘルシーなはずのまぐろたたき丼で太ってしまうケースがあるのでしょうか。その主な理由は3つあります。
第1の理由は、丼もの特有の「糖質(白米)の多さ」です。並盛一杯で糖質は約97gに達し、これは角砂糖およそ24個分に相当します。脂質が低いとはいえ、運動量が少ないデスクワーク中心の生活でこれだけの糖質を一気に摂取すると、食後血糖値が急上昇し、余剰な糖がインスリンによって体脂肪として蓄積されやすくなります。
第2の理由は、特製醤油やタレによる塩分過多とむくみです。まぐろたたき丼に付属する特製だし醤油をすべて回しかけると、塩分摂取量が一気に跳ね上がります。塩分の過剰摂取は体内に水分を溜め込み、むくみによる体重増加や代謝低下を引き起こします。
第3の理由は、咀嚼回数の少なさによる早食いです。たたき状のまぐろは口当たりが滑らかで喉越しが良いため、噛む回数が減り、短時間で完食してしまいがちです。満腹中枢が刺激される前に食べ終えてしまうと、食後の物足りなさから間食や追加のデザートに手が伸びてしまう悪循環に陥ります。