キムラ緑子の名を日本中の茶の間に決定づけたのは、2013年放送のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』における西門和枝役です。ヒロイン・め以子(杏)を徹底的にいびり倒す小姑役を怪演し、朝ドラファンから猛烈な注目を浴びました。
放送当時のネット上では「和枝姉さんが怖すぎる」「朝から胃が痛くなる迫力」と悲鳴が上がる一方、「ただの悪役ではなく、生い立ちの哀愁や孤独が滲み出ている」「視線ひとつの動かし方で感情を語る演技力が圧巻」と、その緻密な役作りに絶賛の声が相次ぎました。視聴率20%超を記録した大ヒット作において、ドラマを牽引する最大のスパイスとなったのは間違いありません。
さらに2017年の実写映画『銀魂』では、スナックの肝っ玉ママ・お登勢役を好演。原作ファンが非常に厳しい実写化企画において、「ビジュアルの再現度が高すぎる」「アニメ版からそのまま抜け出してきたかのようなハスキーボイスと啖呵のキレ」とSNSで絶賛され、若年層の間でもその名が広く浸透しました。
ネット上の口コミやレビューを総合すると、彼女の演技力に対する評価は以下の3点に集約されます。
- 圧倒的なセリフの明瞭さ:早口や怒声であっても一音一音がクリアに届く発声技術
- 目の芝居の深さ:セリフのないシーンで感情の揺らぎを雄弁に伝える目の表情
- 役柄の多面性:単なる「善人」「悪人」に留まらない、人間の割り切れない業(ごう)の表現