流星が放射状に飛び出す中心点となる「放射点」は、かつて存在した星座「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」の名残であり、現在の星図ではうしかい座とりゅう座の境界付近に位置しています。夜半過ぎから北東の空へと徐々に昇り始め、夜明け前にかけて高度を上げていきます。
ただし、実際の観測において「放射点だけを凝視する」のは得策ではありません。流星は放射点を中心に空一面へと走るため、特定の方角だけに絞るのではなく、空全体を広く見渡せる開けた視界を確保することが何よりも大切です。街灯や建物の光が直接目に入らない暗い開けた場所を選び、レジャーシートやリクライニングチェアなどを利用して寝そべる姿勢をとると、無理なく全天を観察できます。