「電車が混むならタクシーで新大阪へ直行すればいい」という発想には、致命的な落とし穴が潜んでいます。イベント直後の京セラドーム周辺(みなと通、中央大通り、大正橋周辺)は、送迎車と一般車両、大型バスが集中し、完全な麻痺状態に陥ります。
現場取材に基づくと、京セラドーム 新大阪 タクシー料金は平常時で約3,800円〜4,500円、夜間割増(22時以降)で5,000円前後、所要時間は約25分です。しかし、ドーム直付けのタクシー乗り場や周辺道路で配車アプリを起動しても、「車両が見つかりません」の画面が連続するか、捕まったとしても渋滞に巻き込まれてドーム周辺を抜けるだけで20分以上空費することになります。
もしタクシーを切り札として活用するならば、「徒歩でドームの混雑圏を脱出してから乗車する」という混雑回避ルートが必須です。
具体的には、ドームを出たあと北東方面の木津川を渡り、地下鉄千日前線の「桜川駅」方面、あるいは北側の「西長堀駅」「阿波座駅」方面へ向かって10分ほど歩きます。このエリアまで離脱すれば、流しの空車タクシーを捕捉できる確率が跳ね上がり、配車アプリ(GOやUber)の成立率も劇的に向上します。新なにわ筋やあみだ池筋を経由して新大阪へ抜ければ、信号待ちを除いてスムーズに北上でき、25分前後で新幹線改札口へ横付けすることが可能です。
また、地下鉄を利用する場合でも、ドーム前千代崎駅を使わず、徒歩12分ほどの長堀鶴見緑地線「西長堀駅」まで歩いてから乗車すれば、ホームへの入場規制を完全に回避できます。西長堀駅から心斎橋駅へ移動し、地下鉄御堂筋線 心斎橋乗り換えで新大阪へ向かうルートも、足腰に余裕があるファンにとっては有効な防衛策となります。