Q1:桐製品に白カビが生えてしまった場合、消毒用エタノールを使っても大丈夫ですか?
A1:少量のエタノールを布に吹き付け、優しく拭き取る処置は初期のカビに対して有効です。ただし、木材に直接エタノールを吹きかけたり強く擦ったりすると、激しい輪ジミや急激な変色を招きます。拭き取った後は完全に自然乾燥させ、風通しの良い場所に移動させてください。内部まで深く侵入した黒カビは削り直し(更生)が必要です。
Q2:桐箪笥が全体的に茶色や黒ずんできた場合、削り直しは可能ですか?費用はどれくらいかかりますか?
A2:本格的な総桐箪笥であれば、専門職人による「洗い・削り直し(更生)」によって新品同様の木肌に戻すことが可能です。木材を薄く削り、割れを補修して砥の粉(とのこ)で再仕上げを行います。標準的な三段重ね箪笥の更生費用の相場は、150,000円〜300,000円前後です。安価な合板桐製品は削り直しができません。
Q3:桐の米びつを使えば、本当にコクゾウムシなどの害虫は絶対に湧かないのでしょうか?
A3:桐に含まれるパウロニンなどの成分により外部からの害虫侵入を防ぐ高い忌避効果がありますが、「絶対に湧かない」わけではありません。米びつに入れる前の米自体に既に虫の卵が産み付けられていた場合、高温多湿環境が続けば内部で孵化してしまいます。米びつは直射日光を避け、涼しい冷暗所に置くことが基本です。