かつて昭和から平成にかけて、日本の板チョコは1枚60gや50gが主流だった。しかし、現在の棚に並ぶ商品は驚くほどスリム化している。
明治の定番「明治ミルクチョコレート」は、かつての50gから現在は45gへと移行。ロッテの「ガーナミルクチョコレート」も同様に45gだ。さらに森永製菓の「森永ミルクチョコレート」にいたっては42gと、50gの面影は薄れつつある。つまり、レシピに「板チョコ2枚(100g)」とあっても、現在の一般的な板チョコを2枚使うだけでは10gから16gも足りない計算になるのだ。このわずかな差が、繊細なお菓子作りの現場で悲劇を生んでいる。