ネオンが怪しく光る看板、年季の入った木製のカウンター、そしてどこか薄暗い独特の空気感。ザ・ドランケン・クラムは、ピーター・グリフィンをはじめ、クアグマイア、ジョー、クリーヴランドといった主要キャラクターたちが集う唯一無二の避難所だ。日常のストレスや家庭のトラブルから逃れ、彼らが本音(あるいはあまりに酷い暴言)を吐き出すための「安全地帯」として機能してきた。
物語の構造上、このバーは単なる会話の場にとどまらない。突如として始まるミュージカルナンバーや、ナンセンスな回想シーン(カットアウェイ・ギャグ)の起点となり、クアホグで巻き起こる数々の災難の発火点として機能している。