ネット上の相談掲示板やSNSでは、「肉体関係がなければ浮気ではない」「慰謝料は1,000万円取れる」といった根拠の薄い情報が飛び交っています。実態とのギャップを正しく理解しておかなければ、取り返しのつかない不利益を被る危険性があります。
盲点1:「プラトニックなら法的に完全にシロ」という誤解
肉体関係が立証できない場合でも、過度な親密交際(毎日の甘いメッセージ交換や高額なプレゼントの授受)によって婚姻関係が破綻したと裁判所に認定された場合、不法行為として少額ながら慰謝料支払いが命じられた判例が存在します。法的な「不貞」には当たらずとも、共同生活の平和を乱した責任は問われ得ます。
盲点2:「感情の浮気(エモーショナル・インフィデリティ)」の破壊力
身体の関係を持たずとも、パートナーには言えない秘密の相談や弱音を特定の異性に打ち明ける「精神的浮気」は、一度進行すると肉体関係以上にパートナーシップの根底を破壊します。物理的な接触がない分、本人は「悪いことをしていない」と正当化しやすく、問題解決が長期化しやすい傾向にあります。