軒天ケイカル板の剥がれ放置は危険!費用相場と雨漏り対策の全知識

軒天ケイカル板の剥がれ放置は危険!費用相場と雨漏り対策の全知識

軒天ケイカル板の剥がれ放置は危険!費用相場と雨漏り対策の全知識に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

昭和後期から平成初期に建てられた木造住宅では、軒裏にプリント合板(ベニヤ板)が多く採用されていました。しかし現在、新築戸建ての大多数でケイカル板が標準仕様となっています。ここで軒天ベニヤ板ケイカル板比較を行うと、材質的特性の違いが浮き彫りになります。

合板は接着剤で薄い木材を貼り合わせた構造であるため、湿気や紫外線の影響で経年劣化が進むと接着層が剥離し、表面がパリパリと層状にめくれて垂れ下がる致命的な欠点があります。また、木材であるため火災時の延焼防止性能は低く、建築基準法で定められた防火地域や準防火地域の外壁・軒裏の延焼のおそれのある部分には単体で使用できません。

対照的に、軒天ケイカル板耐用年数と寿命は建材自体の物性だけで見れば30〜40年以上と極めて長寿命です。不燃材料(国土交通大臣認定)に指定されており、万が一隣家で火災が発生した場合でも、火の粉が屋根裏に吸い込まれるのを防ぐ強固な防火壁として機能します。

一般住宅における軒天ケイカル板厚さ規格としては、「5mm」および「6mm」が最も標準的に流通しています。防火構造・準耐火構造の指定を受ける部位では、耐火要求に応じて8mmや12mm厚のボードが採用されることもありますが、重量が増すため下地ピッチの補強が不可欠です。薄すぎる建材ではたわみが生じやすく、厚すぎると建物の躯体荷重や施工性に影響するため、木造住宅の軒裏では5mmないし6mm厚が最も合理的なバランスと評価されています。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。