顔以上に治りにくく悩む人が多い部位が「首回り」です。アトピー特有の首の色素沈着は、さざなみのような網目状に見えることから「さざなみ様色素沈着(ダーティネック)」とも呼ばれ、皮膚が薄く衣類との摩擦を受けやすい首ならではの難所といえます。アトピーの首の色素沈着を治すためには、顔以上にデリケートな扱いが求められます。
日常対策としては、衣類のタグやハイネック、化学繊維による物理的刺激を徹底して排除し、綿やシルクなど肌当たりの柔らかい素材を選ぶことが基本です。また、うつむき姿勢や寝具の摩擦も皮膚への慢性的なダメージとなるため、枕の高さを見直すことも軽視できません。首は紫外線を受けやすくメラニンが定着しやすいため、日焼け止めは低刺激のノンケミカル(紫外線吸収剤フリー)を選び、日傘やストールを駆使して光老化を防ぎましょう。