学校現場における不審者侵入対策は、2000年代初頭の痛ましい事件以来、全国の教育現場で強化され続けてきた。今回の迅速な対応の背景には、同校が定期的におこなってきた警察合同の防犯訓練があった。不審者発見から防犯ボタンの作動、校内放送での暗号符を用いた伝達、さらには教室の施錠手順に至るまで、マニュアルが徹底して実践された。
駆けつけた警察官は、教職員に取り囲まれて立ち尽くしていた男を瞬く間に制圧。男が刃物を投げ捨てたところを押さえ込み、身柄を確保した。富田林署によると、現行犯逮捕されたのは自称・住所不定無職の男(50代)。警察は男の身元確認を急ぐとともに、刃物を所持して学校に侵入した目的について慎重に捜査を進めている。