街の表情が違えば、店が醸し出す空気もガラリと変わる。広島を代表する2大エリア、流川と紙屋町。それぞれの街に根を張る店舗の個性を比較してみよう。
夜の繁華街として知られる流川エリアは、暗めの照明とゴシック調の内装をあしらった「夜型・隠れ家スタイル」が主流だ。バーのような落ち着いた接客に、個性豊かな世界観を掛け合わせた大人の空間が目立つ。ナイトレジャーの要素をほどよく残しつつ、非日常感を演出する巧みさが人気の理由だろう。
一方で、商業施設やオフィスが立ち並ぶ紙屋町周辺は、明るくポップな雰囲気が際立つ。昼間のカフェタイムからオープンする店舗も多く、買い物帰りや仕事帰りの会社員がふらりと立ち寄れるカジュアルさが魅力だ。若者文化の発信地として、ストリート感溢れるユニークなコンセプトが次々と誕生している。