酒席離れの背景には、若者の余暇の過ごし方の劇的な変化も存在する。定時退社後に同僚や上司と数時間を過ごすよりも、自宅でNetflixの話題のヒューマンドラマを一気見したり、YouTubeやABEMAで気ままにエンタメやニュース番組を楽しむ時間を優先したいと考えるのは自然な流れだ。
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代の若手にとって、ダラダラと続く二次会や説教交じりの酒席は、可処分時間の浪費と映ってしまう。プライベートの時間を尊重する姿勢は、決して会社への反抗ではなく、現代ならではの生活美学なのだ。