シマエナガの魅力を世に知らしめた最大の立役者といえば、写真家の小原玲氏を外すことはできない。彼の没後もその作品群は語り継がれ、鳥たちの生き生きとした一瞬を捉えた写真は多くの人々に感動を与え続けている。
さらに、大人気写真集『ぼく、シマエナガ。』のアカウントを運営し、SNSで連日バズを引き起こしているやなぎさわごう氏の功績も絶大だ。彼が発信する「おにぎり」や「正面じゃないシマエナガ」の写真は、従来の野鳥写真の枠組みを飛び越え、ポップカルチャーとして定着させた。レンズ越しに見える後ろ姿のライン、羽毛の質感、そしてちょこんと座るようなおしりの愛らしさは、まさに計算不可能な自然の芸術作品と言えるだろう。