国内での消費スピードに抗うため、あえて「日本国外」へ目を向ける芸人が増えている。特に言葉の壁を越えるフィジカルコメディやサイレントネタを持つプレイヤーにとって、海外市場は最大の避難所であり、同時に攻めの主戦場だ。
東南アジアや欧米のショート動画市場では、日本のテレビにおける流行遅れなど関係がない。言語を介さないシンプルな身体表現やアクロバティックな演出は、海外のアルゴリズムにおいて高いエンゲージメントを維持しやすい。国内で「あの人は今」と噂されている間に、海外のイベント出演やグローバル向けSNS運用で日本の地上波時代を遥かに凌ぐ収収益を上げる例も珍しくなくなった。