照明選びにおいて、色温度(光の色合い)は人間の生理機能にダイレクトな影響を及ぼす。現代の睡眠医学や色彩心理学の知見からも、お風呂の光環境の重要性が叫ばれている。
夜間の入浴で最も推奨されるのは、あたたかみのあるオレンジ系の「電球色(約2700K)」だ。電球色の優しい光はメラトニンの分泌を妨げず、副交感神経を優位にして心身を深いリラックス状態へと導いてくれる。一方で、青みがかった白っぽい「昼白色(約5000K)」は頭をシャープに冴えさせる効果があるため、朝風呂の習慣がある人やカビチェック・清掃時には適しているものの、就寝直前の入浴には不向きとされる。ライフスタイルに合わせた色選択が健康維持のカギを握る。