珪藻土マットの捨て方で割るのはNg?アスベスト見分け方と安全処分手順

珪藻土マットの捨て方で割るのはNg?アスベスト見分け方と安全処分手順

珪藻土マットの捨て方で割るのはNg?アスベスト見分け方と安全処分手順について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

自宅にある珪藻土マットを手放す際、最初に着手すべきは「アスベスト混入の有無の特定」です。2020年冬に表面化した問題では、厚生労働省の発表に基づき、ニトリホールディングスやカインズをはじめとする大手流通チェーンが数百万個規模のリコールを実施しました。当時公表された厚生労働省回収対象リストには、海外の特定工場で製造されたバスマットやコースターがずらりと名を連ねています。

安全な製品か否かを見分ける基準は、主に「購入時期」「販売元」「製品裏面の刻印・ロット番号」の3要素に集約されます。

2016年〜2020年後半にかけて購入された製品は最も警戒が必要です。裏面に刻印された型番がメーカー公表のリコール対象品番と合致する場合、絶対に一般のゴミ収集場へ出してはなりません。廃棄物処理法および各自治体の条例により、メーカー側に回収・適正処理の法的責任が課せられているためです。

ニトリやカインズでは、リコール発覚から年数が経過した現在でも専用の問い合わせ窓口および店舗サービスカウンターでの引き取りを継続しています。手元にある製品が対象品に該当する場合、商品をビニール袋で二重に密閉した状態で店頭へ持ち込むか、指定配送先へ着払いで返送することで、返金や交換の対応が受けられます。

深刻なのは、ECモール内のノーブランド品や転売品、すでに販売事業者が消滅している海外直輸入マットです。メーカーの特定が不可能な「身元不明品」については、メーカー回収を頼ることができません。この場合、居住地の自治体の清掃事務所や環境保全課へ個別相談を行い、指示に従う必要があります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。