越前海岸の冬(毎年11月6日の漁解禁から翌年3月下旬)を語る上で外せないのが、全国的な知名度を誇る黄色いブランドタグ付きの「越前がに」です。「味処 一里」においても、このシーズンになると県内外からカニ目当ての熱烈な美食家たちが押し寄せます。
提供される越前がにコースは、職人の熟練の技で茹で上げられた「茹でがに」、香ばしい風味と濃縮された甘みが際立つ「焼きがに」、透き通るような身が花咲く「カニ刺し」、そして濃厚なコクを堪能できる「甲羅みそ焼き」など、一杯のオスのズワイガニを余すところなく味わい尽くす構成です。仕入れサイズや当日の競り値によって変動するものの、予算目安は以下の通りです。
- 通常期(春〜秋のランチ予算):およそ1,800円〜3,500円(海鮮丼、刺身定食、地魚焼き定食など)
- 冬期(越前がにフルコース予算):1名あたりおよそ25,000円〜45,000円前後(蟹の重量・相場により変動)
- 冬期手軽利用(セイコガニ丼・カニ丼):およそ3,000円〜6,000円前後(メスのセイコガニの漁期は11月〜12月末限定)
一見すると高額に感じられるカニコースですが、高級旅館に宿泊してフルコースを食す場合(1泊7万〜10万円以上)と比較すると、料理専門店ならではの純粋な素材力と手頃な手数料で極上の活け越前がにを堪能できるため、費用対効果の面で非常に高い評価を獲得しています。