失明の危機と引退という人生最大の試練に直面した大毅を精神的に支え切ったのが、2014年10月に結婚した8歳年上の一般人女性でした。現役王者の妻として表舞台に出ることはほとんどありませんが、メディアや関係者の間では「包容力に満ちた聡明な女性」として知られています。
バッシングやプレッシャーで精神的に追い詰められていた現役時代、自宅に帰れば愚痴一つ言わず温かい手料理で迎え入れた妻の存在は、大毅にとって絶対的な安全地帯でした。2人の間には待望の子供(長男・次男)が誕生しており、SNSやインタビューでも「子供と一緒に公園で遊ぶ時間が何よりも尊い」と語るなど、絵に描いたような子煩悩な父親の素顔を覗かせています。
さらに世間を驚かせたのが、大毅の卓越した料理の才能です。かつて日本テレビ系バラエティ番組『得する人損する人』に出演した際、和菓子職人顔負けの繊細な練り切りや本格的な包丁技術、完璧な出汁の引き方を披露し、審査員やプロの料理人を唸らせました。「ボクシング時代、過酷な減量期に食事と向き合い続けた結果、素材の味や調理の工夫に没頭するようになった」と本人が語る通り、ストイックなアスリート気質が料理というクリエイティブな分野で見事に開花した形です。家庭では毎日のように家族へ腕を振るい、妻を労っている様子が伝えられています。