このブームの波は、エンターテインメントの枠にとどまらず教育現場や産業界へも波及している。近年の幼児教育・知育産業では、指先を細かく使って複雑な形を折る作業が、子供の脳の活性化や微細運動能力、さらには立体図形に対する空間認識能力を飛躍的に伸ばす手段として重視されている。
一般社団法人日本折紙協会などの専門機関も、順序立てて作品を完成させる思考プロセスの有用性を強く提言する。また、日本の伝統工芸品産業においては、高級和紙を用いた和風インテリアやアート作品として伝統折り紙を国内外へと提案する動きが活発化しており、文化資源としての価値が急速に高まっている。