日本のフットウェア産業において独特の立ち位置を築いているのが、国内正規販売の大部分を担うABCマート取扱モデル(通称:日本企画)と、並行輸入などで手に入るUS企画(グローバルモデル)の存在だ。両者の違いを理解することは、正しいサイズ選びにおいて極めて重要な鍵となる。
日本企画のモデルは、アジア人の足型に合わせて木型(ラスト)が調整されているケースが多く、US企画に比べて甲周りや幅に若干のゆとりを持たせた設計になっている。品番の表記やヒールパッチのデザイン、ソールの巻き上げ幅などにも微細な差異が存在する。
一方、母体であるVFコーポレーションがグローバルに展開するUS企画は、スケートボード本来の無骨なシルエットと細身のラストが保持されている。US企画のオールドスクールやオーセンティックを購入する際は、日本企画モデルよりも明確に横幅がタイトに感じられるため、確実に0.5cm〜1.0cmのサイズアップを検討するのが賢明だ。