具体的にどの部分が変化したのか。最も顕著なのは「被写界深度」と「フィールド上のオブジェクト描画」だ。遠景の建物や樹木の輪郭が簡易化され、プレイヤーが移動するにつれて草木が急に現れる「ポップイン現象」が散見される。また、キャラクターの影のドット感や、服の質感表現もPS4版に比べると控えめだ。
だが、携帯モードで手軽に遊べる利便性とトレードオフと考えれば、この技術的着地点はきわめて合理的でもある。画面サイズが小さい有機ELモデルやSwitch Liteでのプレイでは、画面密度の高さも相まってグラフィックの粗さはほとんど気にならない。テレビの大画面に映し出した際、PS4の画質を知るユーザーほど違和感を覚えるという構造がここにある。