1990年代、日本の若者文化とトレンドを牽引していた女性ファッション誌の金字塔といえば『ViVi』だ。講談社が発行する同誌において、平子理沙はまさに看板モデルとして第一線で躍進。彼女が表紙を飾る号は瞬く間に売り切れると言われたほど、その人気と影響力は絶大だった。
彼女の魅力は、従来のモデル像にあった単なるスタイルの良さや可憐さだけにとどまらない。ロサンゼルスの高校・短大で学んだアートやデザインの感性をベースに、ロックテイストとグラマラスな質感をミックスした独特の私服スタイリングを披露。当時のファッションモデル業界において、彼女が提示したスタイルは極めて刺激的であり、多くの女性読者を虜にした。