1988年、音楽事務所のオーディションで出会った鈴木早智子と相田翔子。声質も雰囲気もまるで異なる二人の少女がコンビを組むことになったのは、必然というよりも偶然の悪戯に近いものだった。レーベル会社であるポリスターの主導のもと、Winkとしてのプロジェクトが静かに始動する。
当時のアイドルシーンはおニャン子クラブに代表される親しみやすさと素朴さが主流。その真逆をいく洗練された洋楽テイストのビジュアルと世界観を提示された二人は、当初戸惑いを隠せなかったという。まったくタイプの違う二人が織りなす独特のハーモニーは、レコーディングを重ねるごとに唯一無二の響きを獲得していった。