彼女の才能が日本中に知れ渡ったきっかけは、2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)だった。幼小な身体から溢れ出る涙と迫真の演技は視聴者の心を揺さぶり、天才子役の名を不動のものにした。翌2011年には『マルモのおきて』で連続ドラマ初主演を果たし、愛くるしいダンスとともに社会現象を巻き起こす。
過密を極めるテレビ出演や取材対応をこなしながら、学校の宿題や学習内容を一切おろそかにしなかった。芸能界という大人ばかりの刺激的な環境に身を置きつつも、日常の学びを大切にする姿勢は幼少期から確立されていたのだ。仕事現場への教科書持ち込みは日常茶飯事であり、周囲のスタッフもその努力家ぶりに感嘆の声を上げていた。