漢字の筆順を正しく理解するうえで外せないのが、丸 部首の知識とその成り立ちです。「丸」の部首は「九」や「乙」ではなく、意外にも三画目の「丶(てん・ちょぼ)」に分類されます。
古代文字(金文・篆書)において、「丸」は人間が体を丸めてかがんでいる姿や、あるいは手の中で弾丸などの小さな球を転がしている様子をかたどった文字とされています。身体を屈曲させる主軸(ノ)があり、そこに覆い被さる線が加わり、最後に丸まった中心や小さなしるしとして「丶」が付加されたという歴史的変遷が、現在の小学校 漢字 書き順にそのまま継承されています。
部首が「丶」である理由を「最後に加える決定的な要素だから」と覚えると、三画目が点であること、そして骨格である「ノ」から書き始める必然性が腑に落ちやすくなります。