一方で、事前のリサーチ不足からミスマッチを起こす宿泊者も見受けられます。ネット上のネガティブな口コミを精査すると、そのほとんどが「ホテルの特性」と「旅行者の滞在目的」の乖離に起因しています。
第1の盲点は、徒歩圏内に商業施設やコンビニエンスストアが一切存在しない点です。夜間にちょっとした買い出しを行いたい場合、車で約7〜8分かけてバイパス沿いの店舗まで出る必要があります。ホテル内の売店(ショップ)は信州の銘品やワインのセレクトに長けていますが、日用品の品揃えは限定的です。必要な備品やお気に入りのスナック類は、チェックイン前に購入しておくのが賢明です。
第2の盲点は、軽井沢駅からの送迎バスとアクセスの運行頻度です。ホテル発着の無料シャトルバスは運行されているものの、駅前プリンス(ウエスト等)を循環する便と比べて本数が1時間に1本程度と限られます。新幹線の到着時刻に合わせた綿密なタイムスケジュール管理が求められます。タクシーを利用した場合、軽井沢駅南口から片道約3,500円〜4,500円前後の運賃が発生します。
「軽井沢駅前で夜遅くまで飲み歩きたい」「ショッピングモールを朝から晩まで往復したい」というアクティブ重視の旅行者にとって、浅間のロケーションはかえって不便に感じられるリスクがあることを認識しておく必要があります。