グループの歴史を揺るがした激震は、純烈が結成11年目にして悲願の「NHK紅白歌合戦」初出場(2018年末)を果たしたわずか数日後に訪れました。2019年1月、『週刊文春』が元メンバーである友井雄亮(本名:牧山雄亮)氏の過去における重大な女性トラブルをスクープしたのです。
報道内容は、交際関係にあった複数の女性に対する度重なる暴力行為、言葉による精神的圧迫、さらには被害女性の預金約3000万円を無断で引き出して競馬などのギャンブルに費消していたという極めて生々しいものでした。
報道直後の2019年1月11日、友井氏は都内で単独の緊急記者会見を開きました。詰めかけた無数の報道陣を前に、黒のスーツ姿で深く頭を下げた友井氏は、震える声で次のように語り、報道内容が事実であることを全面的に認めました。
「週刊文春に書かれていることは事実でございます。被害に遭われた女性の皆様に、心より深くお詫び申し上げます。純烈を脱退し、芸能界から身を引きます」
涙を流しながら自らの過ちを認めたこの記者会見によって、芸能界引退とグループ脱退が正式に決定しました。被害女性側との間では既に弁護士を通じて法的な解決(示談・清算合意)が図られていたため、被害届の提出や刑事告訴には至らず、警察による逮捕という事態は回避されました。しかし、晴れ舞台からわずか10日余りで奈落の底へ突き落とされるという劇的な展開は、社会に強烈な記憶を刻みつけることとなりました。