手軽に購入できるファストファッションの筆頭格であるユニクロのストライプシャツに関する評判を検証すると、驚くべき二極化現象が確認できます。展示会やプレスルームで行われた実物検証およびアパレル関係者への独自ヒアリングによると、「エクストラファインコットン(EFC)ブロードストライプシャツ」は、コストパフォーマンスの観点ではアパレル業界内でも10点満点中8点以上の高い評価を獲得しています。
超長綿ならではの極上の光沢としなやかなドレープは、大手セレクトショップの1万円台のシャツと肉薄する完成度を誇ります。しかし、一般ユーザーの購入後レビューを精査すると、「洗濯機で通常脱水をかけたらシワだらけになり、アイロンなしではパジャマ同然」「ジャストサイズで買ったら銀行員の事務服か病院関係者のようになってしまった」という不満票が約3割を占めていました。
現場でタレントやモデルのコーディネートを担当するベテランスタイリストは、取材に対して次のように明かしています。
「ユニクロのストライプシャツをこなれて見せるには明確なコツがあります。第一に、通常選ぶサイズより必ず1〜2サイズ上を選び、絶対にボタンを一番上まで留めないこと。第二に、脱水時間をわずか1分程度にとどめて水気を含んだ状態で干すか、スチームを軽く当てて襟と前立てのコシを復活させることです。これだけで3,990円の既製服が、3万円超のデザイナーズシャツに見紛うオーラを放ちます」