ネット上の掲示板やSNSでは「昭和高校吹奏楽部は練習日程が過酷で勉強と両立できないのではないか」という疑問が散見されます。しかし、現役部員の手記や卒業生の進路データを取材すると、実態は大きく異なります。
実際には、東京都や文部科学省の部活動ガイドラインに基づき、週当たり2日以上の休養日(平日1日・週末1日など)が徹底されています。試験1週間前には部活動が一斉休止となり、部員同士で勉強会を開く文化も根付いています。
かつて当たり前とされていた強制的な朝練についても、現在は「自主練」として位置づけられており、遠方から通学する生徒に過度な負担がかからない配慮がなされています。「限られた2時間の放課後練習でいかに集中して課題を潰すか」というタイムマネジメント能力が鍛えられるため、国公立大学や難関私立大学(GMARCH・早慶上理など)への現役合格者を多数輩出している点も見逃せません。