セブン新商品サンドイッチの具材真相と価格推移をプロが徹底検証

セブン新商品サンドイッチの具材真相と価格推移をプロが徹底検証

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「セブンのサンドイッチは一体なぜここまでSNSでバズるのか」――この問いに対する答えは、同社が背負ってきた“ある疑惑”と、それに対する執念の品質改革にあります。

数年前、SNSやネット掲示板を激しく揺るがしたのが、いわゆる「断面ハリボテ疑惑」でした。パッケージの外から見える断面にはぎっしりと具材が詰まっているように見えながら、パンをめくると奥側がスカスカだったというユーザーの投稿が拡散され、ブランドイメージに大きな影を落とした時期があります。当時、ネット上では「セブンは客を欺いているのか」「実質的なステルス値上げではないか」といった厳しい批判が相次ぎました。

しかし、近年のセブン-イレブンはこの批判から逃げることなく、大規模なリニューアルに打って出ました。その転換点となったのが、3月13日の「サンドイッチデー」に合わせた定番サンドイッチの全面刷新プロジェクトです。開発チームはパン生地自体をゼロベースで見直し、「しっとり、ふんわり食感」を極限まで追求。さらに、具材の配置構造を根本から再構築しました。

実際の製造現場を知る関係者の証言によると、「具材を断面に寄せて見栄えを良くする従来の工法を改め、最初の一口から最後の一口まで具材の存在感を感じられる均一充填技術への投資が行われた」といいます。例えば看板商品である「たまごサンド」のリニューアルでは、白身のゴロゴロとした食感を残したフィリングと、なめらかなペーストを2層構造で配置。断面の美しさと内側の満足度を完全に一致させる設計へと進化させました。

現在ネット上に散見される「中身が詰まっている」「むしろ以前より具材が増えた」というポジティブな評価は、過去の批判を真摯に受け止めた開発陣の意地が生み出した結果と言えます。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。