大久保嘉人の妻・莉瑛さんの現在|抗がん剤闘病と坊主頭に秘められた愛

大久保嘉人の妻・莉瑛さんの現在|抗がん剤闘病と坊主頭に秘められた愛

大久保嘉人の妻・莉瑛さんの現在|抗がん剤闘病と坊主頭に秘められた愛に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

結婚後、3人の男児に恵まれ順風満帆に見えた大久保家を、突如として過酷な試練が襲いました。2015年夏、莉瑛さんが第4子を妊娠したものの、診察の結果下された診断は「胞状奇胎(ほうじょうきたい)」という異常妊娠でした。胎盤をつくる絨毛組織が異常増殖し、胎児が育たずに流産となってしまう病態です。

胞状奇胎そのものも母体に大きな負担を強いますが、本当に恐ろしいのはその後の合併症でした。子宮内容除去手術を受けた後も、血液中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモン数値が下がりきらず、病変が子宮筋層深くに浸潤、あるいは全身へ転移するリスクを伴う「絨毛性疾患(侵入奇胎・絨毛がんの疑い)」へと移行してしまったのです。

病勢を抑えるため、医師から提示された治療方針は抗がん剤(化学療法)の投与でした。当時30代前半だった莉瑛さんにとって、抗がん剤治療の宣告は想像を絶するショックでした。激しい倦怠感や吐き気といった身体的苦痛に加え、女性にとって計り知れない心理的打撃となったのが「髪の毛が抜け落ちる」という外見上の変化でした。病室のベッドで一人、抜け落ちる髪を見て涙を流す妻の姿に、大久保氏も胸を引き裂かれる思いだったと当時の手記で振り返っています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。