同業他社と比較しても高価格帯に位置する三井ホームですが、その価格設定には明確な技術的・構造的裏付けが存在します。主な要因は大きく3つに集約されます。
第1に、独自開発された「プレミアム・モノコック構法」です。一般的な2×4工法よりも枠組材を太くした2×6材を使用し、地震の揺れを熱エネルギーに変換して吸収するオリジナル制震壁「VAX」や、屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル(DSP)」を標準装備しています。この強固なモノコック構造により、大空間リビングや勾配天井など自由度の高い設計と最高等級の耐震性能を両立しています。
第2に、三井ホームの代名詞ともいえる全館空調システム「スマートブリーズ」の費用です。家全体の温度・湿度・空気清浄を24時間一括管理するこのシステムは、導入費用として単体で約200万〜300万円前後が計上されます。一般的なルームエアコンを各部屋に取り付けるコストに比べると初期投資は高くなりますが、家中どこにいても温度差がない快適空間とヒートショック予防を実現します。
第3に、専任の建築家(外部委託のトップアーキテクト)とインテリアコーディネーターがチームを組む「デザイン提案力の高さ」です。規格化された間取りではなく、土地の形状や施主のライフスタイルに合わせた唯一無二の空間を作り込むため、設計・監理費や内外装の造作部材費が総額を押し上げる要因となっています。