Q1:かかとの後ろが痛い時、温めるのと冷やすのはどちらが正しいですか?
A1:運動直後などで熱感や腫れが強く出ている急性期は、10〜15分程度アイスパックで冷やして炎症を鎮めます。一方、朝方のこわばりや慢性的な重だるい痛みに対しては、入浴などで温めて血流を良くし、組織の柔軟性を高める対応が適しています。
Q2:ランニングやスポーツは完全に休止しなければいけませんか?
A2:痛みの強さを10段階(VASスケール)で評価し、運動中や翌朝の痛みが「3以下」であれば、距離や強度を落として継続可能です。ただし、痛みが4以上になる場合や歩行時にも痛む場合は、患部への衝撃が少ない水泳やエアロバイクへ一時的に切り替える必要があります。
Q3:手術が必要になるケースはどのような状態ですか?
A3:半年以上の適切な保存療法(体外衝撃波や運動療法を含む)を行っても日常生活に著しい支障があり、巨大な骨棘やハグランド変形による腱への物理的圧迫が明白な場合には手術が検討されます。低侵襲の内視鏡下切除術など身体への負担が少ない術式も普及しています。