モグラは土の中でどう生きる?驚異の巣穴構造と生態の真相解明

モグラは土の中でどう生きる?驚異の巣穴構造と生態の真相解明

モグラは土の中でどう生きる?驚異の巣穴構造と生態の真相解明の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

土壌動物学の研究報告によると、モグラの主食はミミズであり、1日に自分の体重の半分から同等近くの獲物を消費します。ミミズのほか、コガネムシの幼虫やジムカデなども捕食しますが、植物の根や野菜そのものを食べることは基本的にありません。

特筆すべきは、獲物を確保し続けるための高度な貯蓄行動です。冬場など獲物が減る時期に備え、モグラは捕獲したミミズの頭部周辺を絶妙な力加減で噛み潰します。ミミズは死ぬと急速に腐敗しますが、前部の神経節を破壊されると再生するまで逃亡できず、仮死状態で生存し続けます。この「生きた缶詰」を巣の近くにある貯蔵庫へ整然と並べて保管する習性を持っています。

野生におけるモグラの寿命は、一般的に3年〜5年程度とされています。天敵の少ない地下環境に暮らしていながら比較的短命な理由は、常に土を掘り続け獲物を探し回らなければならない極端に激しいエネルギー消費と、縄張りを巡る同種間の激しい闘争による身体的摩耗が挙げられます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。