老舗百貨店は地方で生き残れるか? 2026年、高崎高島屋が挑む「脱・売り場」の新生存戦略

老舗百貨店は地方で生き残れるか? 2026年、高崎高島屋が挑む「脱・売り場」の新生存戦略

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中層階へ足を進めると、アパレル店舗が整然と並んでいたかつての面影は薄い。代わりに広がるのは、ワークショップスペースやカフェが一体となったオープンなライフスタイルゾーンだ。

伝統の絹織物や高崎だるまの職人が直接指導するクラフト体験、地元クリエイターによるポップアップストアが週替わりで展開されている。滞在時間を延ばす工夫は数字にも現れており、フロア滞在時間は全面改修前の平均30分から約1.5倍に伸びた。売るための陳列から、出会うための空間へ。棚の隙間に設けられた書籍スペースでは、コーヒーを片手に読書を楽しむ若者の姿が目立つ。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。