五月祭を楽しむ上で最大の関門となるのが、容赦のない東大五月祭混雑状況です。特に正午を挟む11時から14時にかけては、メインストリートである銀杏並木や安田講堂前広場、工学部前広場周辺の人口密度がピークに達し、歩道を進むことすら困難になります。
快適に回遊するための鉄則は、「玄関口の選択」と「時間配分」にあります。多くの来場者は、東京メトロ丸ノ内線や都営大江戸線の「本郷三丁目駅」から本郷通りを北上し、赤門や正門から入構しようとします。そのため、本郷三丁目側の入口は午前中から著しい滞留が発生します。
現場取材と長年の観察から導き出したおすすめの裏ルートは、「東京メトロ南北線・東大前駅」または「千代田線・根津駅」を起点にするアプローチです。東大前駅から農正門を経てまず弥生キャンパスをじっくり鑑賞し、連絡歩道橋を経由して本郷キャンパス北側(工学部エリア)からアプローチすると、人混みの激しい正面動線を完全に迂回できます。また、根津駅方面(弥生門・池之端側)からの入構も、言問通りの混雑を回避できる穴場ルートとして機能しています。