誌面を華やかに彩ったカリスマモデルたちの存在を抜きにして、この文化は語れない。なかでも「ももえり」の愛称で一世を風靡した桃華絵里は、モデル業のかたわら実業家としての才能を開花させ、現在も独自のビジネスを展開している。彼女が見せた「キャバクラ嬢から億を稼ぐ実業家へ」というストーリーは、当時の女性たちに強烈な生き方の提示となった。
一方、誌面のトップモデルとして圧倒的な人気を誇った武藤静香は、自らが立ち上げたアパレルブランド「Rady」を大ヒットさせ、ギャルファッションの概念を根本から塗り替えた。彼女たちの成功は、単に服を着こなすモデルから、市場を作り出すプロデューサーへの転身という新たなキャリアパスを確立したのだ。