自動翻訳ツールが極限まで進化した現在、単に「英語が話せる」だけの価値は暴落した。では、なぜ今もこの学校のグローバル教育が支持されるのか。
答えは単純だ。彼らが教えているのは「語学」ではなく、「交渉力」と「共感力」だからである。
同校の英語教育は、文法書の暗記から始まらない。自分の意見を持ち、それを異なる文化背景を持つ相手にどう伝えるか。授業では常にディベートやプレゼンテーションが繰り返される。英語を「ツール」として使いこなし、泥臭く他者と合意形成を図る経験こそが、これからの時代に生き残る武器になる。