漢字「験」の正しい書き順と総画数は?馬へんとつくりの落とし穴

漢字「験」の正しい書き順と総画数は?馬へんとつくりの落とし穴

漢字「験」の正しい書き順と総画数は?馬へんとつくりの落とし穴についての真相をご紹介します。

漢字の成り立ち(字源)を紐解くと、なぜ「験(舊字体:驗)」という字に「馬」が含まれているのかという長年の疑問が解き明かされます。

古代中国の六書(りくしょ)における「形声文字」に分類される「驗」は、意味を表す部首「馬」と、音(発音の類似)および補助的な意味を表す「僉(セン・ケン)」が組み合わさって誕生しました。

「僉」という漢字には「そろえる」「みな」「集める」といった原義があります。古代社会において馬は極めて重要な軍事力・輸送手段であり、複数の馬の能力や骨格を並べて揃え、優劣や実力を「詳しく検査して確かめる」行為から、「ためす(試験)」「確かめる」「実証する」という意味が派生しました。

さらにそこから転じて、「確かめた結果として現れる確かな効果・効き目」を指すようになり、「効験」「霊験あらたか」「薬の験」といった語彙へと展開していった歴史的経緯があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。