実写映画における『ピーター・パン』の歴史は、そのまま美少年俳優の変遷史と言っても過言ではない。ファンタジー映画というジャンルにおいて、ピーター・パン役は少年の純粋さと無邪気さ、そしてどこか影のあるミステリアスな魅力を同時に求められる難役だ。
これまで数多くの実写化作品が制作されてきたが、特に世界的な話題を集めた歴代キャストの代表例を整理してみよう。
・2003年公開『ピーター・パン』(監督:P・J・ホーガン)
ピーター・パン役:ジェレミー・サンプター
当時14歳の鮮烈なビジュアルと抜群の運動神経で、「完璧なピーター・パン」と世界中から絶賛された実写映画の金字塔。
・2015年公開『PAN ネバーランド、夢のはじまり』(制作:ワーナー・ブラザース)
ピーター役:リーヴァイ・ミラー
数千人のオーディションから抜擢されたオーストラリア出身の美少年。青い瞳と透明感溢れるルックスで新たなネバーランドの世界観を築いた。
・2023年配信『ピーター・パン&ウェンディ』(制作:ウォルト・ディズニー・カンパニー / ディズニープラス)
ピーター・パン役:アレクサンダー・モロニー
フック船長役:ジュード・ロウ
多様性と現代的な解釈を取り入れた話題作。アレクサンダーの新鮮な演技と、ジュード・ロウが演じた重厚かつ魅力的なフック船長との火花散る競演が話題を呼んだ。