京都・流れ橋の秘密に迫る!なぜ流れる?上津屋橋の仕組みと最新状況

京都・流れ橋の秘密に迫る!なぜ流れる?上津屋橋の仕組みと最新状況

京都・流れ橋の秘密に迫る!なぜ流れる?上津屋橋の仕組みと最新状況について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

自然の理にかなった流れ橋ですが、近年の地球温暖化に伴うゲリラ豪雨や大型台風の頻発により、過去には深刻な被害に見舞われてきました。特に2011年から2014年にかけては4年連続で橋桁が流出し、その都度多額の復旧費用と長い工期を要したことから、一時は橋の存廃を巡る議論まで巻き起こりました。

そこで京都府は伝統的な景観を維持しつつ防災力を高める抜本的な復旧工事を実施しました。橋面のかさ上げ(約75センチ)を行うとともに、橋桁の各ブロックを強靭なワイヤーロープで橋脚に連結・固定する構造へと改良されたのです。この新構造により、増水で橋桁が外れても下流へ流失することなく川の中に留まるため、水が引いた後の部材回収と再設置が迅速に行えるようになり、復旧期間の大幅な短縮とコスト削減が実現しました。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。