今年の購入トレンドで際立っていたのは、伝統的な「聖地」と「デジタル購入」の激しい対比だ。西銀座チャンスセンターをはじめとする全国の有名売り場には、連日の猛暑にもかかわらず大行列ができた。大安や一粒万倍日といった吉日には数時間待ちの長蛇の列ができ、縁起を担ぐ人々の熱気で溢れかえった。
一方で、宝くじ公式サイトや大手銀行アプリ経由の購入割合は2026年に過去最高を更新した。ネット購入の最大の強みは「当せん金の自動振り込み」だ。番号確認の漏れや紛失のリスクがゼロであり、引き換え忘れによる時効も発生しない。情緒溢れる紙のくじ券か、合理的なデジタルか。その激突が今年のサマーを象徴していた。